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お知らせ
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2024.03.17
2024-2025シーズン公演案内
2024.03.17
2024-2025シーズン公演案内
早春賦。
また春が巡ってきました。いつも白読の活動を応援してくださりまことにありがとうございます。
白読では2024年4月から新シーズンがスタートします。
わたしたちは、現在を見つめたり手直しながら未来をつくってゆくだけではなく、同時に、そのことが過去に向かっても新しい照明を当てる。あるいは、過去を新しく見る目は、今日をより良くする手に繋がる。そんなことを思いながら、新季もクラシックをひとつの軸に音楽会を開催いたします。
クラシックを背景にもち、それぞれの感性で作品を紡ぎ出す四人の音楽家たち、そして東京藝術大学にルーツをもつ若き音楽家らによる室内楽を中心とした定期演奏会にてお送りしてゆきます。
日曜日の夕暮れ時、日常を少し離れたささやかな起伏や寛ぎ、束の間の音楽の時間をゆったりとお愉しみいただければ幸いです。
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2024-2025シーズン定期演奏会
|artist
Rie Nemoto
横山起朗
小松陽子
ett
白読室内楽アンサンブル
|schedule
4月28日(日)17時開演:白読室内楽アンサンブル
5月12日(日)17時開演:Rie Nemoto
5月19日(日)17時開演:白読室内楽アンサンブル
6月16日(日)17時開演:横山起朗
6月30日(日)17時開演:白読室内楽アンサンブル
7月28日(日)17時開演:白読室内楽アンサンブル
8月4日(日)17時開演:小松陽子
8月25日(日)17時開演:白読室内楽アンサンブル
9月22日(日)17時開演:Rie Nemoto
9月29日(日)17時開演:白読室内楽アンサンブル
10月6日(日)17時開演:横山起朗
10月27日(日)17時開演:白読室内楽アンサンブル
11月10日(日)17時開演:ett
11月17日(日)17時開演:白読室内楽アンサンブル
12月8日(日)17時開演:小松陽子
12月15日(日)17時開演:白読室内楽アンサンブル
1月19日(日)17時開演:Rie Nemoto
1月26日(日)17時開演:白読室内楽アンサンブル
2月9日(日)17時開演:横山起朗
2月23日(日)17時開演:白読室内楽アンサンブル
3月9日(日)17時開演:ett
3月23日(日)17時開演:白読室内楽アンサンブル
|profile
Rie Nemoto /根本理恵
茨城県水戸市出身。ピアノ教師である母の手ほどきを受け、4歳よりピアノを、6歳よりヴァイオリンを始める。高校1年時に合唱との出会いがあり、音楽観が一変する。日本大学藝術学部音楽学科ヴァイオリン専攻卒業。岩井俊二プロデュースのラジオドラマ(SEEDS OF MOVIES)「虹の女神」「東京安息日」にて楽曲を提供。現在、ジャンルを問わずにアーティストのサポート演奏、コニカミノルタプラネタリウム天空にて弦楽四重奏の生演奏×映像のコラボ公演『LIVE in the DARK -w/Quartet-』に毎週出演、スタジオ録音、TV収録等、幅広いジャンルで演奏活動を行うとともに、後進の指導にもあたる。ヴィオラ、コーラス、作編曲も積極的に行う。ソロ活動のほか、太田美帆、小松陽子とのトリオadagioや弦楽四重奏Kokon Quartetのメンバーとしても活動。1st solo album 『小さな灯りと鉛筆で描いた線と』を2021年にリリース。横山起朗 / Tatsuro Yokoyama
宮崎県出身。武蔵野音楽大学演奏学科ピアノコース卒業。ピアノを再度学び直すためにポーランド国立ショパン音楽大学へ入学。
クラシック音楽の研鑽を通じ、より静寂を内包した物語性のある音楽を求めるようになり、ワルシャワにて作曲を始めソロピアノのアルバムを制作する。同時期、月刊ショパン(ハンナ社)でのエッセイの連載を行う。
帰国後、駐日ポーランド大使館にて催された日本とポーランドの国交復興60周年の式典に招待され自作曲をピアノで演奏し好評を博す。
ピアノアルバムとしては、”Solo Piano 01:61″ “SHE WAS THE SEA” “moonless” “If You Were Closer”を、また太田美帆との共作 “concone” をリリース。
近年はCMやテレビ番組等の楽曲提供を行い、電子音楽と映像を届ける「nuun」、和楽器を主体に演奏活動を行う「Re:connect」のメンバーとして活動、MRTラジオ「be quiet -世界で一番静かなラジオ-」のパーソナリティを務めるなど、幅広く活動する。小松陽子 / Yoko Komatsu
幼少よりピアノに触れ、ある日とある演奏家によるショパンに出会い、その日を境にピアノの道を志す。クラシックピアノを研鑽したのち、余韻や間の美しさにより惹かれていることに気づき、空気のふるえ、そのゆらぎを大切に紡いでいくスタイルで表現するようになる。風が吹けば木の葉はゆれ、陽の射す雨粒はきらめく。日々の光に心情を重ね、たゆたう水のように音楽を奏でている。ett / エット
音楽家・作曲家。
クラシックやジャズを経てアンビエント、ミニマルな旋律を奏でる。
その凛とした姿勢で表現される彼女のサウンドは余韻豊かに心に響く。
ettはスウェーデン語で「1つ」の意味。
白読室内楽アンサンブル
東京藝術大学にルーツを持つ若き音楽家たちと結ぶアンサンブル。
室内楽を中心に、クラシック音楽に触れる場の在り方の可能性を追いかけながら、いま向き合いたい作品を軸にプログラムを編み、毎月一回小さな音楽会をお届けいたします。
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2023.02.13
2023-2024シーズン公演案内
2023.02.13
2023-2024シーズン公演案内
早春賦。
まだまた寒さが続いていますが、少しずつ日が延び、花が咲き始め、また春が巡ってきました。白読では2023年4月から新シーズンの定期演奏会がスタートします。
来季もクラシックを軸に、それぞれの感性で作品を紡ぎ出す四人の音楽家たち、そして東京藝術大学在学中の若き音楽家らによる室内楽の音楽会をお届けしてゆきます。
日曜日の夕暮れ時、日常の中のささやかな起伏や寛ぎ、束の間の音楽の時間をゆったりとお愉しみいただければ幸いです。
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.2023-2024シーズン
定期演奏会
<artist &schedule>|横山起朗 / Tatsuro Yokoyama |
宮崎県出身。武蔵野音楽大学演奏学科ピアノコース卒業。ピアノを再度学び直すためにポーランド国立ショパン音楽大学へ入学。
クラシック音楽の研鑽を通じ、より静寂を内包した物語性のある音楽を求めるようになり、ワルシャワにて作曲を始めソロピアノのアルバムを制作する。同時期、月刊ショパン(ハンナ社)でのエッセイの連載を行う。
帰国後、駐日ポーランド大使館にて催された日本とポーランドの国交復興60周年の式典に招待され自作曲をピアノで演奏し好評を博す。
ピアノアルバムとしては、”Solo Piano 01:61″ “SHE WAS THE SEA” “moonless” “If You Were Closer”を、また太田美帆との共作 “concone” をリリース。
近年はCMやテレビ番組等の楽曲提供を行い、電子音楽と映像を届ける「nuun」、和楽器を主体に演奏活動を行う「Re:connect」のメンバーとして活動、MRTラジオ「be quiet -世界で一番静かなラジオ-」のパーソナリティを務めるなど、幅広く活動する。schedule
第1回 4/9(日) 17:00
第2回 8/6(日) 17:00
第3回12/10(日) 17:00
extra 3/31(日) 17:00
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|太田美帆/ Miho Ota|
1978年東京生。 8歳で出逢った「聖歌」に心揺さぶられ音楽家を志す。福岡のギャラリー『うつしき』より「共鳴」「嬉々」2枚のアルバムをリリース。甲状腺癌により一時的に声を失うが奇跡的に回復。聖歌隊CANTUS主宰。クラシック音楽ユニットadagio(アダージョ)メンバー。最新作はギタリストPaniyoloとのデュオアルバム「空と花」。schedule
第7回 5/28(日)17:00
第8回 9/10(日)17:00
第9回1/14(日)17:00
extra 3/31(日)17:00
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|小松陽子 / Yoko Komatsu|
幼少よりピアノに触れ、ある日とある演奏家によるショパンに出会い、その日を境にピアノの道を志す。クラシックピアノを研鑽したのち、余韻や間の美しさにより惹かれていることに気づき、空気のふるえ、そのゆらぎを大切に紡いでいくスタイルで表現するようになる。風が吹けば木の葉はゆれ、陽の射す雨粒はきらめく。日々の光に心情を重ね、たゆたう水のように音楽を奏でている。schedule
第6回 6/11(日)17:00
第7回 10/15(日)17:00
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|Rie Nemoto /根本理恵|
茨城県水戸市出身。ピアノ教師である母の手ほどきを受け、4歳よりピアノを、6歳よりヴァイオリンを始める。高校1年時に合唱との出会いがあり、音楽観が一変する。日本大学藝術学部音楽学科ヴァイオリン専攻卒業。岩井俊二プロデュースのラジオドラマ(SEEDS OF MOVIES)「虹の女神」「東京安息日」にて楽曲を提供。現在、ジャンルを問わずにアーティストのサポート演奏、コニカミノルタプラネタリウム天空にて弦楽四重奏の生演奏×映像のコラボ公演『LIVE in the DARK -w/Quartet-』に毎週出演、スタジオ録音、TV収録等、幅広いジャンルで演奏活動を行うとともに、後進の指導にもあたる。ヴィオラ、コーラス、作編曲も積極的に行う。ソロ活動のほか、太田美帆、小松陽子とのトリオadagioや弦楽四重奏Kokon Quartetのメンバーとしても活動。1st solo album 『小さな灯りと鉛筆で描いた線と』を2021年にリリース。schedule
第6回 7/9(日)17:00
第7回 11/12(日)17:00
第8回 3/10(日)17:00
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|adagio(アダージョ)|
ヴォーカル太田美帆、ピアノ小松陽子、ヴァイオリン根本理恵による、幻想的で美しい世界を目指すユニット。adagioとは音楽用語で`ゆったりと`の意味。schedule
8/20(日)17:00
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|白読室内楽アンサンブル|
藝大生と結ぶ白読オリジナルの室内楽アンサンブル。若き音楽家らがいま向き合いたい作品を軸にプログラムと空間を編み、クラシック音楽に触れる場の在り方の可能性を追いかけながら、心静かに愉しめる音楽の時間をお届けできるように願いながら活動しています。schedule
第19回 4/23(日)17:00
第20回 5/14(日)17:00
第21回 6/25(日)17:00
第22回 7/23(日)17:00
第23回 8/27(日)17:00
第24回 9/24(日)17:00
第25回 10/29(日)17:00
第26回 11/26(日)17:00
第27回 12/17(日)17:00
第28回 1/28(日)17:00
第29回 2/25(日)17:00
第30回 3/24(日)17:00※各公演の詳細・ご予約は、約1ヶ月前にご案内させていただきます。
※スケジュールは変更になる場合がございます。主催:白読
白読(はくどく)
sansaをホールとホワイエに見立て音楽会を行うプロジェクト。音楽に向き合う時間と空間のために静けさをつくり、音楽家たちを定期演奏会という形で白読(素読)するプログラムを軸に活動。 -
2022.01.21
2022-2023シーズン公演案内
2022.01.21
2022-2023シーズン公演案内
1月23日(日) 白読室内楽アンサンブル 第1回定期演奏会
1月30日(日) 太田美帆 第1回定期演奏会2月13日(日) 白読室内楽アンサンブル 第2回定期演奏会
3月6日(日) 白読室内楽アンサンブル 第3回定期演奏会
3月13日(日) 小松陽子 第1回定期演奏会
3月19日(土) 太田美帆 第2回定期演奏会
3月27日(日) Rie Nemoto 第1回定期演奏会4月10日(日) 白読室内楽アンサンブル 第4回定期演奏会
4月17日(日) 白読室内楽アンサンブル 第5回定期演奏会
5月8日(日) 白読室内楽アンサンブル 第6回定期演奏会
5月15日(日) 太田美帆 第3回定期演奏会
5月22日(日) 小松陽子 第2回定期演奏会
5月29日(日) Rie Nemoto 第2回定期演奏会6月19日(日) 白読室内楽アンサンブル 第7回定期演奏会
6月26日(日) 白読室内楽アンサンブル 第8回定期演奏会
7月2日(土) 太田美帆 第4回定期演奏会
7月10日(日) 小松陽子 第3回定期演奏会
7月24日(日) Rie Nemoto 第3回定期演奏会
7月31日(日) 白読室内楽アンサンブル 第9回定期演奏会8月28日(日) 白読室内楽アンサンブル 第10回定期演奏会
9月4日(日) 太田美帆 第5回定期演奏会
9月11日(日) 小松陽子 第4回定期演奏会
9月18日(日) Rie Nemoto 第4回定期演奏会
9月25日(日) 白読室内楽アンサンブル 第11回定期演奏会10月9日(日) 白読室内楽アンサンブル 第12回定期演奏会
10月30日(日) 白読室内楽アンサンブル 第13回定期演奏会
11月5日(土) 太田美帆 第6回定期演奏会
11月13日(日) 小松陽子 第5回定期演奏会
11月20日(日) Rie Nemoto 第5回定期演奏会
11月27日(日) 白読室内楽アンサンブル 第14回定期演奏会12月11日(日) 白読室内楽アンサンブル 第15回定期演奏会
12月18日(日) adagio クリスマス音楽会
1月22日(日) 白読室内楽アンサンブル 第16回定期演奏会
2月26日(日) 白読室内楽アンサンブル 第17回定期演奏会
3月26日(日) 白読室内楽アンサンブル 第18回定期演奏会
※各公演の詳細はeventページよりご覧いただけます。
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2022.01.01
白読の音楽会
2022.01.01
白読の音楽会
白読は、sansaをホールとホワイエに見立て音楽会を行うプロジェクト。
音楽に向き合う時間と空間のために静けさをつくり、ある音楽家たちを定期演奏会という形で白読(素読)するプログラムを軸に活動しています。白読とは素読の意で、意味の解釈は後回しに、繰り返しそれに触れることを言います。そうするうちに自ずと、そのものの姿が浮かび上がってくる。自分の言葉に置き換えることのできない古典を学ぶための手立てですが、音楽にも似合う向き合い方だと思います。
彼らが音に込めて放つものには、彼ら自身の認知を超えた普遍性が内包されているのではないでしょうか。音楽会を通じてそれらに触れ、心に映ずるものを感じていただけたら嬉しいです。日常のささやかな起伏や寛ぎ、束の間の音楽の時間をゆったりとお愉しみください。