2024.07.28

classic series
第35回定期演奏会
ハイドン 弦楽四重奏曲

ハイドン。
1732年オーストリア生まれの、すっきりとしていて無駄のない、透明感のある作曲家。

たとえば、自分の悲しみに、自分から溺れて深入りし、その穴を本来以上に大きくしてそれを見せびらかすことを好まない。そうした美徳と澄んだ知性から、心情の細やかさがありながら、誇張のない、ありのままの音楽が紡がれるのではないでしょうか。今回はオール・ハイドン・プログラムにて、その真骨頂の弦楽四重奏曲をメインにお送りいたします。

東京芸術大学にルーツを持つ若き音楽家らが、クラシック音楽に触れる場の可能性を追いかけながらお届けしているシリーズの第35回。クラシックに親しみのある方も、これから親しんでゆきたい方も、どうぞお気軽に音楽の時間を楽しみにいらしてください。

日時
2024年7月28日(日)
17時開演(16時開場)
場所
sansa
東京都港区赤坂2-20-19
赤坂菅井ビル1F
出演
いばらカルテット(東京藝術大学音楽学部4年)
ヴァイオリン:小川紗果
ヴァイオリン:倉沢茉紘
ヴィオラ:山田晃
チェロ:高月怜
プログラム
ハイドン
・弦楽四重奏曲第49番 ニ長調 作品50-6 Hob.III:49『蛙』
・弦楽四重奏曲第22番 ニ短調 作品9-4 Hob.III:22
・ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 ニ長調 Hob.Ⅵ:D1
・ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番 ヘ長調 Hob.Ⅵ:1
ホワイエ
開演前、休憩中、終演後にご利用いただけます(ご予約不要)。
ホワイエとは、劇場やホールなどの施設で開演前後や幕間に飲食物が供される休憩・歓談のためのスペース。
ゆっくりお寛ぎください。
チケット
5,000円(税込)
1drink、プログラムノート付。
h@hakudoku.jpまで下記を添えてお申し込みください。
①公演名
②お名前
③人数
④お電話番号
*恐れ入りますが、未就学児の方のご入場はご遠慮いただいております。
主催
白読

Artist Profile

いばらカルテット
2022年、東京藝術大学2年次在学中に結成。学内で行われたオーディションに合格し、藝大定期 室内楽第49、50回に出演。これまでに、中木健二、玉井菜採、山﨑貴子、生田絵美、永峰高志の各氏に師事。

classic series
東京藝術大学にルーツを持つ若き音楽家たちと結び、クラシック音楽に触れる場の在り方の可能性を追いかけながらお届けしてるシリーズ。バロックから現代にいたるまでのおよそ250年にわたる時間の中で編み出されてきた名作。作家の残した設計図に音楽家が息を吹き込み、生きた音楽となって響く時間をサロン風の親密な空間でお送りしています。近づくほどにその魅力に心を揺り動かされるクラシック音楽。毎月一回の定期演奏会ですので、これから親しむ機会にもしていただけます。どうぞお気軽にいらしてください。

写真
小池晴