2023.11.12

Rie Nemoto
第7回定期演奏会
言葉をもたない歌

昨季に引き続きお迎えしているRie Nemotoさんの定期演奏会の7回目。
日々の傍らにある出来事や気持ちを丁寧に掬い取って作品に仕立てながら、弦楽四重奏団員として、また数々のアーティストが頼りにするサポートメンバーとしても活躍する彼女。その幅広い在り方は、音楽と聴衆、仲間と自身に対する真摯で温かく根気のある態度に由来し、そのことが新たな音の響きや重ね色を紡ぎ出しているのではないでしょうか。

今回は同窓のピアニスト柳平淳哉さんをゲストにお迎えし、Rie Nemoto作品、柳平氏が所属するユニット’いのろみ’作品、クラシックからはクライスラー作品、そして晩秋をテーマにした即興演奏などの取り合わせでお送りいたします。


日時
2023年11月12日(日)
17時開演(16時開場)
場所
sansa
東京都港区赤坂2-20-19
赤坂菅井ビル1F
出演
Rie Nemoto(vn.)
ゲスト:柳平淳哉(pf.)
プログラム
Rie Nemoto作品
いろのみ作品
クライスラー作品
晩秋をテーマにした即興演奏
ほか
ホワイエ
開演前、休憩中、終演後にご利用いただけます(ご予約不要)。
ホワイエとは、劇場やホールなどの施設で開演前後や幕間に飲食物が供される休憩・歓談のためのスペース。人となりや哲学を感じられるsansaの美味しい飲食物をお楽しみいただきたながらゆっくりお寛ぎください。
チケット
満席となりました。

Artist Profile

Rie Nemoto |根本理恵

茨城県水戸市出身。
ピアノ教師である母の手ほどきを受け、4歳よりピアノを、6歳よりヴァイオリンを始める。高校1年時に合唱との出会いがあり、音楽観が一変する。日本大学藝術学部音楽学科ヴァイオリン専攻卒業。
岩井俊二プロデュースのラジオドラマ(SEEDS OF MOVIES)「虹の女神」「東京安息日」にて楽曲を提供。現在、ジャンルを問わずにアーティストのサポート演奏、コニカミノルタプラネタリウム天空にて弦楽四重奏の生演奏×映像のコラボ公演『LIVE in the DARK -w/Quartet-』に毎週出演、スタジオ録音、TV収録等、幅広いジャンルで演奏活動を行うとともに、後進の指導にもあたる。ヴィオラ、コーラス、作編曲も積極的に行う。ソロ活動のほか、太田美帆、小松陽子とのトリオadagioや弦楽四重奏Kokon Quartetのメンバーとしても活動。1st solo album 『小さな灯りと鉛筆で描いた線と』を2021年にリリース。



柳平淳哉

1984年長野県出身。7歳からピアノを始める。
「季節のさまざまな色の実を鳴らす」ことをコンセプトに活動するユニット"いろのみ"のピアニストとして活動。六本木ヒルズ、渋谷ヒカリエ、京都法然院、鳴子温泉郷など、名所旧跡での異色のライブパフォーマンスや、「デザイン物産展ニッポン」の会場BGM、WWFのキャンペーンサイト「北の果ての物語」のテーマ曲、Mozilla Firefox 4 プレリリースキャンペーン「Virtual Park Tumucumaque (トゥムクマケ)」のBGM、NHK番組、民放番組、デパート広告等のBGMを担当。「ナガオカケンメイD勉強の会」にライブゲストとして出演や、SWITCH企画「読書のための音楽」にて写真家 小林紀晴と共演。
4thアルバム「ubusuna」がタワーレコードのNewAgeランキングでチャート1位を獲得。7thアルバム「虹」をシンガポールのKITCHEN. LABELよりリリース。趣味はお菓子作りと野菜作り。