2023.08.13

classic series
第23回定期演奏会
Viola

ヴィオラの歌声、ヴィオラが見る夢、ヴィオラに託されたもの。
合奏において不可欠な構成要素を担いながら、常に控えめである楽器。そうした中にあり、ヴィオラの魅力に視線を向け、気をそそられ、この楽器の深淵に近づこうとする音楽家たちがいる。
彼らの視点から見たヴィオラに広がる世界を、それと真摯に向き合うヴィオリスト衛藤理子の思考と感性を通じて紐解きお届けいたします。

日時
2023年8月13日(日)
17時開演(16時開場)
場所
sansa
東京都港区赤坂2-20-19
赤坂菅井ビル1F
出演
衛藤理子(東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程)/ヴィオラ

ゲスト
伊藤修子/ピアノ
プログラム
・バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番よりPrelude,Sarabande
・グルツィ:Evening at the window
・バルトーク:ヴィオラ協奏曲
・レーガー:無伴奏組曲第1番
・ブラームス:ヴィオラソナタ第1番op.120-1
ホワイエ
終演後、ご希望の方は会場であるsansaにてお食事をお召し上がりいただけます。余韻を愉しむためのホワイエとしてご利用ください(ご予約制)。
チケット
5,000円(税込)
1drink、プログラムノート付。
下記「チケット購入」ボタンよりお求めください。
またはh@hakudoku.jpまで下記を添えてお申し込みください。
①公演名
②お名前
③人数
④お電話番号
主催
白読

Artist Profile

衛藤理子(va.)
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、同大学を卒業。現在同大学院修士過程ヴィオラ専攻1年在学中。
ヴィオラを故川崎和憲、臼木麻弥、大野かおる、大島亮、市坪俊彦の各氏に師事。
ヴィオラスペースマスタークラス、プロジェクトQ第19、20章、アルゲリッチ音楽祭、丹波篠山ヴィオラマスタークラス、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、鵠沼室内楽セミナー、イギリスのIMS Prussia Cove、MMCJなどで経験を積む。

伊藤修子(pf.)
上野学園大学音楽学部音楽学科演奏家コース卒業。同大学音楽専攻科器楽専攻修了。ジュネーヴ高等音楽院室内楽科、同伴奏科修士課程修了。
ピアノを横山幸雄、宮本玲奈、ギ=ミシェル・カイヤー、故ジャン=ジャック・バレー、草冬香の各氏に師事。
現在は、小野文化財団主催「ヴィオラ塾」、「丹波篠山ヴィオラマスタークラス」にて伴奏ピアニストを務めるなど、アンサンブルピアニストとしても積極的に活動を行っている。

classic series
東京藝術大学にルーツを持つ若き音楽家たちと結び、クラシック音楽に触れる場の在り方の可能性を追いかけながらお届けしてるシリーズ。バロックから現代にいたるまでのおよそ250年にわたる時間の中で編み出されてきた名作。作家の残した設計図に音楽家が息を吹き込み、生きた音楽となって響く時間をサロン風の親密な空間でお送りしています。近づくほどにその魅力に心を揺り動かされるクラシック音楽。毎月一回の定期演奏会ですので、これから親しむ機会にもしていただけます。どうぞお気軽にいらしてください。