2023.08.06

横山起朗
第2回定期演奏会
after silence

静寂の余韻。
今季よりお迎えしているピアニスト 横山起朗さんの定期演奏会。日本とポーランドでクラシック音楽を学び、故郷宮崎を拠点にしながら幅広く活動する横山さんが綴るのは、静けさをまとった詩のような寓話のような作品。音に促されて辿り着くのは、自らの内面と結びついて映し出されるそれぞれの新しい風景のような気がしています。

第2回となる今回は横山作品を中心に即興演奏、またフォーレ作品やモンポウ作品を取り入れながら、作品ごとの境界を曖昧にしてひとつの物語を読み進めてゆくように、コンサートならではの仕立てにてお送りいたします。

日時
2023年8月6日(日)
17時開演(16時開場)
場所
sansa
東京都港区赤坂2-20-19
赤坂菅井ビル1F
プログラム
横山起朗作品
フォーレ:ノクターン第4番変ホ長調Op.36
モンポウ:内なる印象第2番5<悲しい鳥>
ほか
※曲目は変更になる可能性がございます。
ホワイエ
終演後、ご希望の方は会場であるsansaにてお食事やお飲み物をお召し上がりいただけます。余韻を愉しむためのホワイエとしてご利用ください(ご予約制)。
チケット
5,000円(税込)
1drink、プログラムノート付。
下記「チケット購入」ボタンよりお求めください。
または、h@hakudoku.jpまで下記を添えてお申し込みください。
①公演名
②お名前
③人数
④お電話番号
主催
白読

Artist Profile

横山起朗/Tatsuro Yokoyama
宮崎県出身。
武蔵野音楽大学演奏学科ピアノコース卒業。ピアノを再度学び直すためにポーランド国立ショパン音楽大学へ入学。
クラシック音楽の研鑽を通じ、より静寂を内包した物語性のある音楽を求めるようになり、ワルシャワにて作曲を始めソロピアノのアルバムを制作する。同時期、月刊ショパン(ハンナ社)でのエッセイの連載を行う。
帰国後、駐日ポーランド大使館にて催された日本とポーランドの国交復興60周年の式典に招待され自作曲をピアノで演奏し好評を博す。
ピアノアルバムとしては、”Solo Piano 01:61″ “SHE WAS THE SEA” “moonless” “If You Were Closer”を、また太田美帆との共作 “concone” をリリース。
近年はCMやテレビ番組等の楽曲提供を行い、電子音楽と映像を届ける「nuun」、和楽器を主体に演奏活動を行う「Re:connect」のメンバーとして活動、MRTラジオ「be quiet -世界で一番静かなラジオ-」のパーソナリティを務めるなど、幅広く活動する。

白読(はくどく)
sansaをホールとホワイエに見立て音楽会を行うプロジェクト。音楽に向き合う時間と空間のために静けさをつくり、音楽家たちを定期演奏会という形で白読(素読)するプログラムを軸に活動。