2023.06.25

classic series
第21回定期演奏会
モーツァルト、シューベルト

音楽が呼び覚ますもの。
そこに物語はないはずなのに、自分の中にある何かしらと呼応して感情の物語をなぞっているような気分になるときがあります。

今回は、ウィーンで花開き人々を魅了し続けるモーツァルトやシューベルトの作品からお届けいたします。
純粋な少年の面影を残したままで夭折した二人の作曲家の丁寧で可憐な筆致。それらの中をただたゆたっているだけで、きちんと順を追って落ち着きのある明るさへと辿り着けるような、少し気の晴れる作品たちです。

雨降りの六月。
気分転換にお出かけください。

白読と藝大生が結び、クラシック音楽に触れる場の在り方の可能性を追いかけながら小さな音楽会をお送りするシリーズの第21回。

日時
2023年6月25日(日)
17時開演(16時開場)
場所
sansa
東京都港区赤坂2-20-19
赤坂菅井ビル1F
出演
ヴァイオリン:清水伶香(東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程)
ヴァイオリン:福山芙蓉(東京藝術大学音楽学部卒業卒)
ピアノ:黒澤優芽(東京藝術大学音楽学部別科)
プログラム
モーツァルト:ピアノソナタ ニ長調 Kv.576
モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ト長調 Kv.301
プレイエル:2本のヴァイオリンのための二重奏曲より 第5番 ハ長調 作品23-5
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第2番 イ短調 D385
ホワイエ
終演後は会場であるsansaにてお食事やお飲み物をお召し上がりいただけます。余韻を愉しむためのホワイエとしてご利用ください(ご予約制)。
チケット
5,000円(税込)
1drink、プログラムノート付。
h@hakudoku.jpまで下記を添えてお申し込みください。
①公演名
②お名前
③人数
④お電話番号
主催
白読

Artist Profile

清水伶香(Vn.)
2000年千葉県出身。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程。
自分以外の誰かと演奏する時、「驚き」を共有することを大切にしています。ハイドンの弦楽四重奏曲第75番ト長調作品76-1は私がはじめて本格的に取り組んだ室内楽曲ですが、聴き手を(良い意味で)裏切る仕掛けの数々が本当に魅力的で、それを楽しみながら演奏できた思い入れのある作品です。音楽を始めた頃は、よく歌う子どもでした。ヴァイオリンを弾き続けていますが、歌は演奏の原点になっているように思います。今も歌うことが大好きです!

福山芙蓉(Vn.)
北海道札幌市出身。東京藝術大学音楽学部卒業。
2歳よりピアノ、4歳よりヴァイオリンを始める。ピアノはたくさんの鍵盤でより多くの、そして複雑な和声を感じることができるところが魅力ですが、ヴァイオリンは自分の繊細な感情を声以上に自分のものとして発することができる不思議な楽器だと感じます。ヴァイオリンのための作品のみならず自分が本当に美しいと思う楽曲を集めて、白読という素敵な空間で私の奏でる音と皆様の心が響きあう瞬間があれば嬉しいです。ベランダで育てたハーブで料理をしたり、パンを焼いたり、穏やかな時間を過ごすことが好きです。自分らしくいられること、自分が素敵だと思えるものに囲まれて過ごすことを大切にしています。

黒澤優芽(Pf.)
2001年東京都出身。東京藝術大学音楽学部別科。
演奏者として好きな作曲家はラヴェル。聴衆として好きな作品はブラームスのピアノ三重奏曲第1番作品8。20歳のブラームスが初めてクララに会った直後に書かれた作品です。揺れ動く熱い感情の高まりで、幸せと息苦しさまでも感じさせられます。大人数でいるよりも、ひとりでいる時間を大切にしています。海の音を聞くことと本を読むことが好きです。最近は小川洋子さんの小説を多く読んでいます。

classic series
東京藝術大学にルーツを持つ若き音楽家たちと結び、クラシック音楽に触れる場の在り方の可能性を追いかけながらお届けしてるシリーズ。バロックから現代にいたるまでのおよそ250年にわたる時間の中で編み出されてきた名作。作家の残した設計図に音楽家が息を吹き込み、生きた音楽となって響く時間をサロン風の親密な空間でお送りしています。近づくほどにその魅力に心を揺り動かされるクラシック音楽。毎月一回の定期演奏会ですので、これから親しむ機会にもしていただけます。どうぞお気軽にいらしてください。