2023.04.09

横山起朗
第1回定期演奏会
after silence

静寂の余韻。
今季、新しく定期演奏会にお迎えするピアニストの横山起朗さん。
日本とポーランドでクラシック音楽を学び、故郷宮崎を拠点にしながら幅広く活動する中で紡ぎ出される作品は、とても物静かで余韻が長い。発露した音に促され、いつの間にか自らの内側に沈潜してゆく時間。
ピアノに映し出される横山さんの見ている景色を全3回+αにわたってお届けするシリーズ。
初回は横山さんのオリジナル作品を中心にショパン、ブラームスなどを取り合わせてお届けいたします。

日時
2023年4月9日(日)
17時開演
場所
sansa
東京都港区赤坂2-20-19
赤坂菅井ビル1F
プログラム
横山起朗オリジナル作品
ショパン:前奏曲第15番《雨だれ》
ブラームス:6つの小品より間奏曲 作品118-2
ほか
※曲目は変更になる可能性がございます。
ホワイエ
終演後は会場であるsansaにてお食事やお飲み物をお召し上がりいただけます(ご予約制)。余韻を愉しむためのホワイエとしてご利用ください。
チケット
5,000円(税込)
1drink、プログラムノート付。
h@hakudoku.jpまで下記を添えてお申し込みください。
①公演名
②お名前
③人数
④お電話番号
主催
白読

Artist Profile

横山起朗/Tatsuro Yokoyama

宮崎県出身。
武蔵野音楽大学演奏学科ピアノコース卒業。ピアノを再度学び直すためにポーランド国立ショパン音楽大学へ入学。
クラシック音楽の研鑽を通じ、より静寂を内包した物語性のある音楽を求めるようになり、ワルシャワにて作曲を始めソロピアノのアルバムを制作する。同時期、月刊ショパン(ハンナ社)でのエッセイの連載を行う。
帰国後、駐日ポーランド大使館にて催された日本とポーランドの国交復興60周年の式典に招待され自作曲をピアノで演奏し好評を博す。
ピアノアルバムとしては、”Solo Piano 01:61″ “SHE WAS THE SEA” “moonless” “If You Were Closer”を、また太田美帆との共作 “concone” をリリース。
近年はCMやテレビ番組等の楽曲提供を行い、電子音楽と映像を届ける「nuun」、和楽器を主体に演奏活動を行う「Re:connect」のメンバーとして活動、MRTラジオ「be quiet -世界で一番静かなラジオ-」のパーソナリティを務めるなど、幅広く活動する。

白読(はくどく)
sansaをホールとホワイエに見立て音楽会を行うプロジェクト。音楽に向き合う時間と空間のために静けさをつくり、音楽家たちを定期演奏会という形で白読(素読)するプログラムを軸に活動。