2022.11.13

小松陽子
第5回定期演奏会
森へ、そして森のあと

緊張感とゆらぎ。
優美さと陰影。
独特のみずみずしさ。

内なるものへのアクセスを促す作用があるように思える小松陽子さんのピアノ。
散らばっていた意識がお腹のなかへ収まるように、まだ月が昇っているような早朝の森での散歩を終えたときのように、何かがクリアになっていく清々しさを感じます。

クラシックを背景に持ち、自らも創作する彼女の音楽を全5回の定期演奏会でお届けするシリーズの今季最終回。今回は、新しい一歩を踏み出そうとする人々へ向けたささやかな光となるようにとの願いを込め、小松陽子さんの感性で集めた「光」を音楽に乗せてお届けいたします。

日時
2022年11月13日(日)
17時開演
場所
sansa
東京都港区赤坂2-20-19
プログラム
ベートーヴェン:ピアノソナタ8番《悲愴》より第2楽章
バッハ:カンタータBWV208「羊は安らかに草を食み」
バッハ:ゴルトベルク変奏曲より抜粋
小松陽子オリジナル作品
ほか
ホワイエ
終演後は、会場にてお酒やお食事をお召し上がりいただけます。余韻を愉しむためのホワイエとしてお気軽にご利用ください。7名様限定、ご予約制となります。
チケット
5,000円(税込)
音楽会に合わせてセレクトした1杯のワインまたはお茶、プログラムノート付。

下記「チケット購入」ボタンよりお求めください。
または、h@hakudoku.jpまで下記を添えてお申し込みください。
①公演名
②お名前
③人数
④お電話番号
主催
白読

Artist Profile

小松陽子 | 音楽家、ピアニスト
幼少よりピアノに触れ、ある日、とある演奏家によるショパンに出会い、その日を境にピアノの道を志す。クラシックピアノを研鑽したのち、余韻や間の美しさにより惹かれていることに気づき、空気のふるえ、そのゆらぎを大切に紡いでいくスタイルで表現するようになる。
風が吹けば木の葉はゆれ、陽の射す雨粒はきらめく。
日々の光に心情を重ね、たゆたう水のように音楽を奏でている。
Instagram @yokokomatsu__

白読
sansaをホールとホワイエに見立て音楽会を行うプロジェクト。
音楽に向き合う時間と空間のために静けさをつくり、音楽家たちを定期演奏会という形で白読(素読)するプログラムを軸に活動。