2022.09.25

白読室内楽アンサンブル
第11回定期演奏会
無伴奏チェロ曲集

広い音域と多彩な音色。
人に抱かれながら奏でられる楽器。
その深い響きは、人の重心の低い奥の方にあるなにものかに共鳴しそれを震わす。

バッハがチェロに見出し託した世界を礎に、のちの音楽家と共にどこまでもその可能性を広げながら移りゆく風景とそのゆく先を辿り、奏者 原宗史の感性を通じて紐解いてゆきます。

白読と藝大生が結び、クラシック音楽に触れる場の在り方の可能性を追いかけながら、蝋灯りの静けさの中、室内楽と向き合うシリーズの第11回。

日時
2022年9月25日(日)
17時開演(16時開場)
場所
sansa
東京都港区赤坂2-20-19
赤坂菅井ビル1F sansa内
出演
白読室内楽アンサンブルより
チェロ:原宗史(東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程)
プログラム
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
黛敏郎:無伴奏チェロのための「BUNRAKU」
ブリテン:無伴奏チェロ組曲第1番 作品72
ほか
ホワイエ
終演後、ご希望の方は会場であるsansaでお食事をお召し上がりいただけます。余韻を愉しむためのホワイエとしてご利用ください。7名様限定、ご予約制となります。
チケット
5,000円(税込)
音楽会に合わせてセレクトした1杯のワインまたはお茶、プログラムノート付。
下記「チケット購入」ボタンよりお求めください。
または、h@hakudoku.jpまで下記を添えてお申し込みください。
①公演名
②お名前
③人数
④お電話番号
主催
白読

Artist Profile

原 宗史(Vc.)
三重県津市出身。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程。
好きな作品はF.プーランク: チェロとピアノのためのソナタ。こよなく愛するフランス音楽の中でも特に愛してやまない一曲。独特の和声感や甘美な旋律はもちろん、彼にしか成し得ない気高さやユーモア、特有のエスプリにあふれる非常に華やかな世界観などがたまらなく魅力的な作品。楽器を弾く傍ら合唱団に所属し、幅広く音楽活動をしています。

白読(はくどく)
sansaをホールとホワイエに見立て音楽会を行うプロジェクト。音楽に向き合う時間と空間のために静けさをつくり、音楽家たちを定期演奏会という形で白読(素読)するプログラムを軸に活動。

白読室内楽アンサンブル
藝大生と結ぶ白読オリジナルの室内楽アンサンブル。
若き音楽家らがいま向き合いたい作品を軸にプログラムと空間を編み、クラシック音楽に触れる場の在り方の可能性を追いかけながら、心静かに愉しめる音楽の時間をお届けできるように願いながら活動しています。