2022.09.18

Rie Nemoto
第4回定期演奏会
言葉をもたない歌

カレイドスコープ。
その感性と柔軟さから、多様な色彩を放つRie Nemotoさん。作品によって、あるいは共演者によって、かさね色目のように複雑な色合いを作り出す。

クラシックを背景に持ち、日々の傍らの出来事や気持ちを丁寧に掬い取ってオリジナルの楽曲に仕立て届けながら、弦楽四重奏団員として、また数々のアーティストのサポートメンバーとしても活動する彼女の定期演奏会の第4回。

今回は自身がメンバーとして活動する弦楽四重奏団Kokon Quartetをゲストに迎え、混ざり合う色彩をお届けいたします。

音楽家を定期演奏会という形で白読(素読)する全5回シリーズの第4回。物語の続きを読み進めるように、あるいは、気になったページをめくるようにお楽しみください。

日時
2022年9月18日(日)
17:30開演(16:30開場)
※前回までより、開演時間が30分遅れてのスタートになりますのでご注意ください。
場所
sansa
東京都港区赤坂2-20-19
赤坂菅井ビル1F
出演
Rie Nemoto

ゲストアーティスト
Kokon Quartet(ココン・カルテット)
第2ヴァイオリン:若旅菜穂子
ヴィオラ:松宮茉希
コントラバス:渡邉紘
プログラム
1st solo album「小さな灯りと鉛筆で描いた線と」より
・小さな灯り
・leap
・KIOKU

ショパン作品
・ノクターン第2番
・別れの曲
・雨だれ
ほか
ホワイエ
終演後は、会場にてお酒やお食事をお召し上がりいただけます。余韻を愉しむためのホワイエとしてお気軽にご利用ください。7名様限定、ご予約制となります。
チケット
5,000円(税込)
音楽会に合わせてセレクトした1杯のワインまたはお茶、プログラムノート付。
h@hakudoku.jpまで下記を添えてお申し込みください。
①公演名
②お名前
③人数
④お電話番号
主催
白読

Artist Profile

Rie Nemoto / 根本理恵
茨城県水戸市出身。
ピアノ教師である母の手ほどきを受け、4歳よりピアノを、6歳よりヴァイオリンを始める。
高校1年時に合唱との出会いがあり、音楽観が一変する。
日本大学藝術学部音楽学科ヴァイオリン専攻卒業。
岩井俊二プロデュースのラジオドラマ(SEEDS OF MOVIES)「虹の女神」「東京安息日」にて楽曲を提供。

現在、ジャンルを問わずにアーティストのサポート演奏、コニカミノルタプラネタリウム天空にて弦楽四重奏の生演奏×映像のコラボ公演『LIVE in the DARK -w/Quartet-』に毎週出演、スタジオ録音、TV収録等、幅広いジャンルで演奏活動を行うとともに、後進の指導にもあたる。
ヴィオラ、コーラス、作編曲も積極的に行う。ソロ活動のほか、太田美帆、小松陽子とのトリオadagioや弦楽四重奏Kokon Quartetのメンバーとしても活動。
1st solo album 『小さな灯りと鉛筆で描いた線と』を2021年にリリース。
http://rienemoto.com


ゲストアーティスト
Kokon Quartet(ココンカルテット)
渡邉紘STRINGS 主要メンバーにより構成される、2本のヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバスによる弦楽四重奏。絵本の読み聞かせとともに演奏をする『音物語』を主催し好評を博す。本来、弦楽四重奏の低音域はチェロによって構成されるが、本カルテットはチェロよりもさらに低い音域を持つコントラバスを起用し、より深い世界観の表現に取り組んでいる。Kokonはドイツ語で繭を、日本語で古今を表している。
https://www.watanabe-kostrings.com/kokon-quartet

白読
sansaをホールとホワイエに見立て音楽会を行うプロジェクト。
音楽に向き合う時間と空間のために静けさをつくり、音楽家たちを定期演奏会という形で白読(素読)するプログラムを軸に活動。
@hakudoku.hall