2022.06.19

classic series
第7回定期演奏会
弦楽三重奏

弦楽三重奏。
カルテットより独奏的な面が際立つ編成。
三者三様の個性、スリリングな掛け合い。
それらが歩み寄り調和する美しい瞬間をぜひお感じください。

白読と藝大生が結び、クラシック音楽に触れる場の在り方の可能性を追いかけながら、蝋灯りの静けさの中、室内楽と向き合うシリーズの第6回。

日時
2022年6月19日(日)
17時開演(16時会場)
会場
sansa
東京都港区赤坂2-20-19
赤坂菅井ビル1F
出演
ヴァイオリン:
福山芙蓉(東京藝術大学音楽学部4年)
ヴィオラ:
衛藤理子(東京藝術大学音楽学部4年)
チェロ:
原宗史(東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程)
プログラム
ドボナーニ:弦楽三重奏のためのセレナード ハ長調 作品10
ベートーヴェン:弦楽三重奏のためのセレナード ニ長調 作品8
ほか
ホワイエ
終演後は、会場にてお酒やお食事をお召し上がりいただけます。
余韻を愉しむためのホワイエとしてお気軽にご利用ください。
7名様限定、ご予約制となります。
主催
白読

Artist Profile

福山芙蓉(Vn.)
北海道札幌市出身。東京芸術大学音楽学部4年。
好きな作品はシューマンのミルテの花。詩人になることを夢見たシューマンの文学への情熱とクララへの深い愛を感じられ、ファンタジーに満ちたシューマン独自の音楽世界を味わうことができる作品です。歌曲ですが、いつかヴァイオリン用にアレンジして弾きたいと思っているのでこの一年で挑戦したいです。
コロナ禍にパンを焼くことに興味を持ち、専用のオーブンを買ったり一時毎日のように焼くほど、どハマりしました。オーブンは最後まで覗き続けます。

衛藤理子(Va.)
2000年大分県出身。東京藝術大学音楽学部4年。
好きな作品はバッハの無伴奏チェロ組曲第2番。孤独、後悔、希望、慰めを感じます。この曲を弾くためにヴィオリストになろうと決意した、ターニングポイントとなった曲です。眠い時と感情的なときだけ方言復活します。カメラを首から下げて散歩しながら見つけたカフェに入るのが幸せな休日の過ごし方。

原 宗史(Vc.)
三重県津市出身。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程。
好きな作品はF.プーランク: チェロとピアノのためのソナタ。こよなく愛するフランス音楽の中でも特に愛してやまない一曲。独特の和声感や甘美な旋律はもちろん、彼にしか成し得ない気高さやユーモア、特有のエスプリにあふれる非常に華やかな世界観などがたまらなく魅力的な作品。楽器を弾く傍ら合唱団に所属し、幅広く音楽活動をしています。

classic series
東京藝術大学にルーツを持つ若き音楽家たちと結び、クラシック音楽に触れる場の在り方の可能性を追いかけながらお届けしてるシリーズ。バロックから現代にいたるまでのおよそ250年にわたる時間の中で編み出されてきた名作。作家の残した設計図に音楽家が息を吹き込み、生きた音楽となって響く時間をサロン風の親密な空間でお送りしています。近づくほどにその魅力に心を揺り動かされるクラシック音楽。毎月一回の定期演奏会ですので、これから親しむ機会にもしていただけます。どうぞお気軽にいらしてください。