2026.07.26
クラシックシリーズ
第57回定期演奏会
Readeing Sound
*new
音楽は、言葉にならなかったものを語ることができるのでしょうか。
文学や絵画を愛する二人の奏者が今回選んだのは、そんな問いを胸に生きた作曲家たちの作品です。
同時代の制約のなかで、自らの内なる声を静かに紡ぎ続けたファニー・メンデルスゾーン。若き情熱と古典的な均衡のあいだで、澄んだ美を追い求めたフェリックス・メンデルスゾーン。そして、誰よりも歌を愛し、喜びのなかにも言いようのない翳りを宿したシューベルト。
彼女たちは、この音楽のなかに、言葉の行間のような余白や陰影を見つめています。
演奏とは、楽譜をなぞることではなく、一つの作品をあらためて読むこと。二人の感性を通して立ち上がる風景のなかで、これらの作品がどのような表情を見せてくれるのか。その瞬間を、皆さまとご一緒できましたら幸いです。
東京藝術大学にルーツをもつ若き音楽家たちがそれぞれのまなざしを持ち寄り室内楽を中心にお送りするクラシックシリーズの第57回。夏の夕暮れにお待ちしております。
- 日時
- 2026年7月26日(日)
17時開演(16時開場) - 場所
- sansa
東京都港区赤坂2-20-19 赤坂菅井ビル1F - 出演
- 東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程
永倉茉弥(ピアノ)
小川紗果(ヴァイオリン) - プログラム
- ファニー・メンデルスゾーン:アダージョ H72
メンデルスゾーン:ヴァイオリンソナタ ヘ短調 作品4
シューベルト:ヴァイオリンソナタ第2番 イ短調 作品137-2, D 385
シューベルト:華麗なるロンド ロ短調 作品70, D. 895 - ホワイエ
- 開演前、休憩時にバーをご利用いただけます。
- チケット
- 全席自由(1drink、プログラムノート付)
一般チケット:5,500円
応援チケット:10,000円
(一般チケットとの差額については広く公演制作、出演者支援に使わせていただきます。)
下記「チケット購入」または「応援チケット購入」ボタンよりお求めください。
*本公演はチケットレスです。当日はご予約のお名前で確認させていただきます。
*恐れ入りますが、未就学児の方のご入場はご遠慮いただいております。
または、h@hakudoku.jpまで下記を添えてお申し込みください。
①公演名
②お名前
③人数
④お電話番号 - 主催
- 白読
Artist Profile
永倉茉弥 pf.
2002年仙台市出身。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程。
1人で弾くことと同じくらい、もしかするとそれ以上に、室内楽が好きです。香り立つような文章から、その美しい文体の持つリズムや起伏を感じ取るように、音楽においても、それぞれの持つ美感を演奏の中に見出すと、思わず唸ってしまいます。音楽に限らず、映画や小説も、最後に問いだけが残るような、静かで、ユーモアのある作品に心惹かれます。
小川紗果 vn.
2001年生まれ、東京都出身。東京藝術大学院音楽研究科修士課程。
好きな作曲家はバッハとシューマンです。そして演奏する際、難しさを覚えるのもこの2人です。バッハは私の基盤であり、シューマンは日々を過ごす中で忘れかけた感情を呼び起こしてくれるような…。私は今、茶畑が魅力の自然豊かな場所で生活しています。朝は歌の上手な鳥が鳴き、新茶の季節には美しい緑が一面に広がるそんな場所です。色んなアプローチに興味があるため、現在はバロックバイオリンを勉強したり、当時の資料を漁ってみたりして楽しんでいますが、やはり自然でしか得られないものもあるなと日々感じます。
白読クラシックシリーズ
東京藝術大学にルーツを持つ若き音楽家たちがそれぞれの音楽へのまなざしを持ち寄り、サロンのような親密な空間で室内楽や独奏を中心にお送りするシリーズ。バッハから現代までさまざまな作品に取り組んでいます。毎月一回の定期演奏会ですので、これからクラシック音楽に親しむ機会にもしていただけます。どうぞお気軽にいらしてください。