2026.06.28
クラシックシリーズ
第55回定期演奏会
Pas de deux
*new
ヴァイオリンとチェロ。
二つの線が交わり立ち上ってゆく音楽の時間。
弦楽器の世界には、オーケストラの壮麗さとも、弦楽四重奏の豊かな厚みとも異なる、もうひとつの親密な宇宙があります。高音と低音、二つの声だけで紡がれる音楽は、互いを注意深く聴き、応え、寄り添ったり反発したりしながら形づくられてゆきます。
今回は、18世紀後半から20世紀初頭にかけてヴァイオリンとチェロのために書かれた作品を、ガット弦を用いたヒストリカル奏法によって辿ります。
古典派の均整、若きベートーヴェンの萌芽、パガニーニの名技、そしてグリエールの温かな歌。時代も国も異なる作品たちを貫いているのは、二つの声による対話。ガット弦の柔らかな響きと低めに設定した周波数。落ち着いた音高によってよみがえる音の陰影と息遣い。二本の弦が織りなす繊細な会話のなかに、作曲家たちが託した歌を感じていただければ幸いです。
東京藝術大学にルーツをもつ若き音楽家がそれぞれのまなざしを持ち寄り室内楽を中心にお送りするクラシックシリーズの第55回。
- 日時
- 2026年6月28日(日)
17時開演(16時開場) - 場所
- sansa
東京都港区赤坂2-20-19 赤坂菅井ビル1F - 出演
- ヴァイオリン:山田晃
チェロ:倉上樹 - プログラム
- ハイドン:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 ニ長調 Hob. VI/D1
ベートーヴェン:3つの二重奏曲 WoO 27から第1番、第3番
パガニーニ:ヴァイオリンとチェロのための3つの協奏的二重奏曲から第3番
グリエール:ヴァイオリンとチェロのための8つの小品 作品39 - ホワイエ
- 開演前、休憩時にバーをご利用いただけます。
- チケット
- 全席自由(1drink、プログラムノート付)
一般チケット:5,500円
応援チケット:10,000円
(一般チケットとの差額については広く公演制作、出演者支援に使わせていただきます。)
下記「チケット購入」または「応援チケット購入」ボタンよりお求めください。
*本公演はチケットレスです。当日はご予約のお名前で確認させていただきます。
*恐れ入りますが、未就学児の方のご入場はご遠慮いただいております。
または、h@hakudoku.jpまで下記を添えてお申し込みください。
①公演名
②お名前
③人数
④お電話番号 - 主催
- 白読
Artist Profile
山田晃 Vn.
2002年生まれ。東京都出身。東京藝術大学器楽科修士課程に在学。
音楽は神様から与えられた宝物です。人生を通して音楽と向き合えることがとても幸せです。
古いレコードが好きで、クラシックでもポップスでも古い時代のものを好んで聴いています。時代ごとに人々が何を大切に生きていたのかを考えることも好きで、色々な想像を膨らませながら静かに自分の時間に浸っています。
倉上樹 Vc.
2004年生まれ、埼玉県熊谷市出身。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。現在フリーランスとしてジャンルを問わない演奏活動をしています。夢は音楽家になることです。
本当に良い演奏とは、人間とは一体何なのだろうか。日々模索しております。
チェロ、ピアノ以外の楽器を演奏できるようになるのが直近の目標です。