2022.04.10

白読室内楽アンサンブル
第4回定期演奏会
オール・バッハ プログラム
sold out

バッハを聴きたくなるのはどんな時でしょうか。
絶え間ない勤勉な仕事がもたらした功績は、後の人間にとって偉大な存在でありながら、その音楽はいつも機知に富み、親しみやすく、人々を慰める平らな静けさを持っています。

白読と藝大生が結び、クラシック音楽に触れる場の在り方の可能性を追いかけながら、蝋灯りの静けさの中、室内楽と向き合うシリーズ。

今回は、フルート、ヴァイオリン、ピアノの編成にて、オール・バッハ プログラムをお届けいたします。

日時
2022年4月10日(日)
17時開演
会場
sansa
東京都港区赤坂2-20-19
出演
白読室内楽アンサンブル”kanae”より
フルート:幸賀美奈(東京藝術大学音楽学部4年)
ヴァイオリン:吉田薫子(東京藝術大学音楽学部4年)
ピアノ:後藤哲大(東京藝術大学音楽学部4年)
プログラム
バッハ:パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV825
バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
バッハ:ソナタ ホ長調 BWV1035
バッハ:フルート、ヴァイオリン、通奏低音のためのトリオ・ソナタ(音楽の捧げもの BWV1079より)
extra
・音楽会に合わせてセレクトした一杯のナチュラルワインorお茶、プログラムノート付。
・終演後は会場にてお酒やお食事をご注文いただけます。余韻を愉しむためのホワイエとしご利用ください。ご予約制となります。
主催
白読

Artist Profile

幸賀美奈(Fl.)
2000年兵庫県加古川市出身。東京藝術大学音楽学部4年。
5歳よりピアノ、10歳よりフルートを始めました。ピアノを弾くことも歌うこともフルートを吹くことも全部大好きで今でも音楽を続けております。
好きな作品はドヴォルザークの交響曲第8番。私が初めてオーケストラでシンフォニーを演奏したとても思い入れのある作品です。ドヴォルザークの作品はフルートが大活躍し、フルートが鳥の鳴き声のように透き通って聴こえるのが印象的です。私は普段すごくおしゃべりでよく歌ったりもします。フルートでも歌うように、話しかけるように演奏出来ればと思います。

吉田薫子(Vn.)
2001年生まれ。埼玉県本庄市出身。東京藝術大学音楽学部4年。
ヴァイオリンは3歳より始めました。最近は作曲や編曲、即興演奏にも関心を持ち、積極的に取り組んでいます。
私は生まれ育った土地柄のせいか、幼いころより自然に親しんできました。季節によって微妙に変化する木々の深い息づかいやぬくもりを肌で感じてきたように思います。ヴァイオリンもその時々の環境によって音も変わっていきます。そのちょっとした変化と常に対話しながら演奏していきたいと思います。

後藤哲大(Pf.)
2000年川崎市出身。東京藝術大学音楽学部4年。
ピアノは4歳から始めましたがピアノの他に幼少よりサッカー、水泳、器械体操などのスポーツを習っていたので小学生頃まではピアノよりも体を動かすことが好きでした。音楽の道を志したのは中学生になってからです。近頃の趣味は3周ほど回ってまた読書になりました。最近は漱石と井上靖をよく読んでいます。


白読(はくどく)
姉妹店sansaをホールとホワイエに見立て音楽会を行うプロジェクト。音楽に向き合う時間と空間のために静けさをつくり、ある音楽家たちを定期演奏会という形で白読(素読)するプログラムを軸に活動。

白読室内楽アンサンブル
藝大生と結ぶ白読オリジナルの室内楽アンサンブル。
若き音楽家らがいま向き合いたい楽曲を軸に白読がプログラムと空間を編み、クラシック音楽に触れる場の在り方の可能性を追いかけながら、心静かに愉しめる音楽の時間をお届けできるように願いながら活動しています。