2022.03.13

小松陽子
第1回定期演奏会
森へ、そして森のあと
sold out

控えめだけれど屈託のない、静かな緊張感とゆらぎ。
小松陽子さんのピアノは、内なるものへのアクセスを促す作用があるように思える。知らない森への躊躇に対し、作品に手招きされ、自然と分け入ってゆくような感覚。

散らばっていた意識がお腹のなかへ収まるように、まだ月が昇っているような早朝の森での散歩を終えたときのように、何かがクリアになっていく清々しさ。
決して甘やかではなく、目の前の事柄を受け入れなお歩んでゆく小さな勇気が湧いてきます。

クラシックを背景に持ち、自ら創作する彼女の音楽を全5回の定期演奏会でお届けするシリーズの初回。ぜひご一緒にお愉しみください。

日時
2022年3月13日(日)
16時開場 17時開演
会場
sansa
東京都港区赤坂2-20-19
プログラム
小松陽子オリジナル楽曲ほか
extras
○音楽会に合わせてセレクトした一杯のワインまたはお茶、プログラムノート付。
○終演後は会場にてお酒やお食事をご注文いただけます。余韻を愉しむためのホワイエとしてご利用ください。お食事はご予約制となります。
主催
白読

Artist Profile

小松陽子 | 音楽家、ピアニスト
幼少よりピアノに触れ、ある日、とある演奏家によるショパンに出会い、その日を境にピアノの道を志す。クラシックピアノを研鑽したのち、余韻や間の美しさにより惹かれていることに気づき、空気のふるえ、そのゆらぎを大切に紡いでいくスタイルで表現するようになる。
風が吹けば木の葉はゆれ、陽の射す雨粒はきらめく。
日々の光に心情を重ね、たゆたう水のように音楽を奏でている。
Instagram→@yokokomatsu__

白読
sansaをホールとホワイエに見立て音楽会を行うプロジェクト。
音楽に向き合う時間と空間のために静けさをつくり、音楽家たちを定期演奏会という形で白読(素読)するプログラムを軸に活動。
Instagram→@hakudoku.hall